Huawei銀座サポートセンターで、3年間使用したスマホNexus 6Pのバッテリーを交換。直営店なので安心だ。税込み7,560円と比較的安かった。
メーカーサポートは3年で終了する。端末に10万円もつぎ込むのは微妙だ。
Nexus 6Pのバッテリーを交換
今回バッテリーを交換したNexus 6Pの基本的な情報は以下の通り。
- 発売開始
- 購入
- GoogleとHuaweiが共同開発。
- 送料・税込価格
- 画面5.7インチ、メモリ64GB

当時のAndroidのフラッグシップとも言える機種で、同時期に発売されたiPhone 6s Plus 64GBよりコストパフォーマンスに優れていた。SIMフリーで海外の周波数にも広く対応しているので、パソコン無しでも海外旅行ができた。
購入後3年経ち、フル充電しても半日しか持たない程バッテリーが劣化した。自分で交換にトライする選択肢もあるのだが、温めて吸着しながら外さないと筐体のガラスを破損してしまうらしい。自分でやるのは諦めて、なるべく安く交換修理に出すことにした。
バッテリー交換修理
Huaweiカスタマーサービスセンター銀座店に持ち込み修理を依頼した。バッテリー交換費用は税込み7,560円。クレジットカードでの支払いも可能。巷の修理センターよりも安価だし、Huawei直営店なので信用できる。
Huaweiカスタマーセンター銀座店
平日午後に予約せずに行った。廊下の椅子で受付を待つこと30分、修理後の当日受け取りまでに2時間30分かかった。19:30を過ぎると受け付けてもらえない。WEBで予約をした方が無難。
電話でバッテリーの在庫の有無を確認できたが、取り置きはできないそうだ。

修理に関する説明
カウンターでヒアリングを受け、水没反応が出ていないか確認された。仮に反応が出ていたら面倒くさい事になっていただろう。機能が完全な状態に復旧するまで修理は終わらないからだ。
修理前に端末を初期化することへの同意を求められる。来店前に、スマホにしかないデータだけはバックアップを取っておいた。実際のバッテリー交換作業では、初期化の必要がなかった。
バッテリーの劣化だけが問題なのか、メインボードにも問題があるのかのを切り分けないといけない。バッテリーの消耗具合を測定するツールがあるが、Nexus 6Pは古い機種なのでツールに対応していないとのこと。メインボードに問題があるケースも考えられるので、今回のバッテリー交換は保証外修理になった。メインボードを交換するとなるとさらに4万円かかるので買い換えるしかない。バッテリー交換費用が無駄になるリスクはあるが止むを得ない。
2時間半後、起動できることを確認して引き渡しとなった。
修理前後での使用可能時間を比較した。バッテリーの持ちは劇的に改善していた。
関連記事スマホのバッテリー劣化、3年後の使用可能時間は73%減
高価なスマホはいらない
3年前に8万円も出して買ったスマホが古いと言われて残念だった。サポートは発売3年後に終了する。部品の供給が止まるので、修理はおろかバッテリー交換も受け付けてもらえない。
バッテリーの面を考えても同じAndroid端末を5年以上使うのは難しい。節約の観点からは、10万円近くする高価な端末を買うのは賢明ではない。
スマートフォンの基本機能の開発は一区切り付いた。リチウムイオンバッテリーに代わる新しいバッテリーが見当たらない現状では、性能はエネルギー律速なので根本的な性能向上は見込めない。仮に新しいインターフェースが生まれても、あってもなくても良い機能だと定着しないだろう。処理性能や使い勝手の面でもPCには遠く及ばない。ノートパソコンがあるので、最新の高性能スマホに魅力を感じないのだ。